──この仕事をしてよかったと思うことは? N・K 生徒さん保護者さんから感謝の言葉をいただくときです。 成績が上がった時とか志望校に合格した瞬間に立ち会った時に一緒に喜んだ瞬間というのは、本当に感動のひとことです。そのために一年間頑張っているといってもいいと思いますし、特に受験については一年間ほんとに生徒と一緒に成績を上げるために一緒に頑張っていますので、それが報われた瞬間はやっていてよかったなとすごく思います。 O・A 生徒の一人一人の喜怒哀楽の姿をよく見えることです。 特に思春期の段階でそれらをとても感じられる瞬間があって、その中でも喜びの瞬間を一緒に共有できることがやはり一番のやりがいだと感じます。 ──この仕事に向いている人・いない人 N・K 向いている人というのは視野が広い人かなと思います。 生徒さん一人一人が違った悩み事や課題があり、それを素直に伝えてくれる子もいれば、こちらから声をかけないとなかなか伝えてくれない子もいますので、それぞれの表情やしぐさを感じ取れる人は向いているなと思います。向いていない人というわけではないですけど、視野が狭くなって一人しか見えないとか部分的なことしか見えないという人は、もう少し視野を広げていけばいいかなと思います。 ──学生時代と変わったことは? O・A 日常が逆転してますね。 普通の仕事と比べると朝は遅くて、夜帰るのが少し遅いので、自分の時間をとれるのは午前中になります。なので午前中に自分の時間を作ることに慣れるまでは少ししんどいなと思うこともありました。 でも慣れてると、午前中に自分の時間をとれることで一日のメリハリがついてモチベーションをしっかりキープできるというところがよかったなと思います。 ──この仕事を選んだ理由 N・K 子どもが好きですので、子どもと一緒に自分も成長したいなと思っています。 もちろん子どもたちに勉強を教える立場なんですけど、こちらもいろいろ勉強させられることも日々ありますので、そういった意味でこの仕事は自分にものすごくあっているなと思います。 本当に日々忙しいんですけど、この仕事を通じて生徒さんと触れ合って日々成長していってる実感もありますので、まだまだ今後も成長していきたいなと思いますし、この仕事を選んでよかったなと本当に思っています。 ──1日の仕事内容を教えてください O・A 個別指導の担当をやっていますので、出社したあとはその日来る生徒さんたちのことを思い浮かべて、この子にはこんな話をしよう、この子とはこんな話をこの前したから続きを話そうかとか、宿題の量や小テストの話とか、頭を整理する時間を取ります。そうしているうちに小学生はランドセルを背負ったまま来てくれて学校の宿題をやって1時間くらい過ごすと授業が始まります。授業が始まった後は主に机間巡視ですね。大学生のスタッフさんたち一人一人に対して今日はこれを教えようといった話をして授業をしていただきます。自分自身も授業をすることもありますが、その時は進路に合わせた学習やテストに向けた学習などを日々考えるよう心がけています。 個別指導は大学生との連携がかなり重要ですので、次の授業に向けたミーティングの時間をとって一日が終わります。 一覧に戻る